学習会「産業廃棄物の処理・処分をめぐる現状と課題」を行います(12/11)

山都町への産業廃棄物処分場について報道があり、地元住民の反対運動も始まっています。くまもと未来ネットは、この問題をWeb Siteへ掲載すると共に、問題の基本を学ぶ様に、小冊子「産廃ってなあに」を復刻し、学園大学教授(環境化学、環境マネジメント論)でくまもと未来ネット理事でもある中地重晴氏の解説と共に公開しています。

◆山都町に産廃処分場の建設計画(2025年稼働)一旦取り下げ中
https://kumamoto-mirai.com/news/89-2025.html

◆小冊子「産廃ってなあに?」の復刻と基礎知識の共有について
https://kumamoto-mirai.com/regional-common-business/93-2022-10-17-04-05-00.html

さらに、この問題について認識を深めるため、学習会を開催します。

表題:「産業廃棄物の処理・処分をめぐる現状と課題」
山都町の最終処分場と上益城郡5町の施設組合による焼却炉建設問題についての留意点を聞きます。また、マイクロプラスチックについても、簡単に解説をいただきます。
場所:熊本学園大学 14号館(道路に近い守衛前の建屋)1F 1411号室
日時:2022年12月11日(日)講演 13:30~14:30 質疑応答30分 (その後当会の総会が開催されます)

ecoa kumamoto

(写真は公共関与(熊本県)の安定型処分場、南関のエコアくまもと)

講師:中地重晴(熊本学園大学教授/NPO法人くまもと未来ネット理事)
1981年京都大学工学部卒業。 長年、市民のための環境調査機関である環境監視研究所で、調査研究に従事してきた。2010年4月から、熊本学園大学社会福祉学部に教授として赴任した。専門は環境化学、環境マネジメント論で、化学物質管理とリスクコミュニケーションについて研究している。香川県豊島の産廃不法投棄事件の住民側の代理人、科学顧問として関わっている。化学物質と環境に関する政策対話に市民セクターの代表として参加している。(熊本学園大学研究者総覧:https://gyoseki.kumagaku.ac.jp/kksapp2.aspx?id=197