熊本初開催の「水俣病記念講演会」(第21回)が行われます。
今回はグリーンコープ、熊本日日新聞社との共催により、熊本で初めて開催します。熊本では「水俣病展2017」以来の催しです。同展は当初、水俣病60年の2016年に開催するはずでしたが、熊本地震により1年延期して開催した経緯があります。携わった地元の多くの人たちが被災した中、1万人近い方に来場いただき特別な意味を持った水俣展となりました。
水俣病記念講演会は、1996年の水俣病40年記念講演会を皮切りに、1999年からは、東日本大震災とコロナの影響で会場借用が叶わなかった年を除き、休むことなく毎年5月1日前後に開催してきた催しです。患者さん1名、水俣病について語る講師1名、水俣病と通底する現代の問題について語る講師2名、司会の方1名という登壇者の構成を基本としており、今回は同封のチラシの方々にご登壇いただきます。(開催案内より)
開催にあたって
1956年5月1日に発生が報告されて以来半世紀、水俣病は日本が強引に近代化を進める中で引き起こされたために、またあまりに悲惨であったために、現在もなおこの社会を鋭く問うています。さらに今日に至っても新たな患者からの認定申請がつづき、被害者の総計は20万人とも30万人とも言われています。このような中で水俣フォーラムは、水俣病事件の今日的な意味を発見し、その教訓を語り継いでいくために、水俣病発見の日にちなんだ記念講演会を毎年開催してきました。初の熊本開催となる今回は、グリーンコープ、熊本日日新聞社との共催で「いつも誰かがいた」をテーマに、水俣病から現代を考えます。(リーフレットより)
開催日時:2025年4月26日(土)午後2時間30分~6時(午後2時開場)
場 所 :くまもと森都心プラザ
主 催 :水俣フォーラム 共催:グリーンコープ・熊本日日新聞社
入場料 :一般当日2000円(前売り1500円)/30歳以下当日1500円(前売り1000円)全席自由
動画配信の申し込み:https://kinenkouenkai21.peatix.com/
つきましては、来場、視聴、宣伝、会場運営、寄付など、可能なことでのお力添えをお願い致します。ご支援が可能な方は以下の返信用紙にてご返送いただければ幸いです。(開催案内・主催事務局より)
(返信用紙)kyouryoku_shien.pdf