「熊本からはじまる電気バス」と「自転車」がひらく未来を語ろう!
アースウィークくまもとは、 1990 年から地球温暖化防止のために「自転車・バス・電車に乗ろう!」と訴えてきました。温暖化により世界各地で気候変動の影響が深刻化する地球の危機を回避しようと世界 196 カ国が採択した「パリ協定」が 2016 年 11 月に発効。今世紀末までに脱炭素の実現が必須となりました。
交通部門からの温室効果ガス排出量が約 2 割を占める熊本。脱炭素社会の課題でもある交通とま ちのあり方を語り合う「電気バスが未来をひらく懇談会」を 4月22日に熊本市役所14階ホールで開催。多彩なスピーカーに夫々の視点から交通・まちづくりの現状、課題、希望等を語っていただきました。
電気バス開発者の松田俊郎准教(熊本大学大学院先端科学研究所)は、横浜でも大規模な実証実験が始まる電気バスの本格的普及に向けた戦略を熱く話されました。熊本県環境立県推進課金丸課長補佐は「低炭素社会の実現に向けた県の取り組み」を、熊本市環境政策課枡田課長は「脱炭素のまちづくり」を紹介。
電気バス実証実験に協力された九州 産交バスの森敬輔社長は、バス事業の苦しい状況を交えながらも公共交通活性化への期待と夢を、自転車二輪車商協同組合の河島さんは自転車が安全に走れるまちづくりの必要性等を語られました。
最後に熊本大学の環境工学科交通まちづくり研究室4年生の宮崎一貴さんが、研究室全員での熱心な議論年生の宮崎一貴さんが、研究室全員での熱心な議論を発表。未来のまちづくりを担う世代の存在に意を強くしを発表。未来のまちづくりを担う世代の存在に意を強くした懇談会でした。
アースウィークくまもと実行委員会事務局(副代表/原 育美)
※くまもと未来ネットは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。示したアイコンは記事に関連したSDGs 17の目標からの引用です。