持続可能なまちづくりとバス・電車・自転車の利用を訴え続けてきたアースウイークくまもと。29回目となる今年は、熊本大学、イズミ車体、産交バス、熊本県が共同で開発した’’熊本発・日本初の排気ガスゼロのEV(電気)バス”の普及に向けた課題を様々な角度から話し合う懇談会の連続開催を呼びかけました。
4/18にはi亘例のノーマイカーデーパレードをストップ温暖化県民総ぐるみ運動推進会議と共催で実施。田島副知事や大西市長とともに約150名が電車通りをパレード。解散式後、市役所前からEVバスに乗り込み出勤する人々をくまモンとともに見送りました。
翌19日は、「熊本から始まる電気バスが未来をひらく懇談会パート1」をバリアフリーデザイン研究会と共催で開催。県環境立県推進課は、温室効果ガス排出量の21%を占める交通部門からの排出削減と大気汚対策としてEVバスの普及に向けて関係機関と連携していくとし、2月から路線バスでの運行実証実験に取り組む産交バスの小形営業部長は、様々なデーター収集や課題、運転手や乗客のアンケート結果などを紹介。脱炭素は世界の流れであり、公共交通事業者としてEVバスの普及に協力していくと明確に話されました。
会場からは、路線バスへのEVバス導入を支援し、熊本を日本一空気と水がきれいなまちにしたいと期待の声が聞かれました。また、第2回懇談会は5月17日のRIST研究会にEWくまもとが協賛し開催され、開発者の松田教授から環境省のプロジェクトとして「横浜EVバス実証実験」が始まることも紹介されました。
アースウイーク実行委員会副委員長 原 育美