フェアトレードに関する調査を始めました

熊本市内に所在し、SDGsに取り組まれている企業・団体の皆様へ、フェアトレードに関する調査を開始しました。以下は依頼しました文書の内容です。各企業・団体の皆様、ご多忙中と存じますが、3月18日までに、ご回答をお願い致します。

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SDGsに取り組まれている企業・団体の皆様へ

国連が提唱するSDGsに、いち早く取り組まれると宣言されている貴社(貴団体)に敬意を表します。また、持続可能な熊本地域への取組みをありがとうございます。

“フェアトレード(Fair Trade)”という言葉をご存知と思います。直訳すると公正な貿易ですが、「発展途上国との貿易において、フェアなトレード(公正な取引)をすることにより、途上国の人々の生活を助ける」仕組みのことです。この理念は、SDGsの目標の1つである「16、平和と公正をすべての人に」とも深く関連し、フェアトレードへの取り組みはSDGs推進に向けた相乗効果を生むと言われています。

2011年6月4日、熊本市は『日本初・アジア初・世界で1000番目のフェアトレードシティ』に認定されました。これはアジア地域初の認定であり誇るべき名誉です。それから10年が経過し、これまでの様々な取り組みによって、市民の多くにフェアトレードとは何かを知ってもらうことが出来ました。(2015年、一般社団法人 日本フェアトレード・フォーラム による「フェアトレードと倫理的消費に関する全国意識調査」にて知名度65%、中高大の教科書にも登場しています)。

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フェアトレードシティ熊本は昨年10周年を迎えました。この間のフェアトレード活動の成果と今後の課題について考えるため昨年11月に国際フォーラムを開催し、持続可能な社会の実現の緊急性を改めて認識し、足元からの取り組みをさらに発展させることを誓い、大西熊本市長とともに「熊本宣言」を採択しました。(添付書類をご参照願います)

今年は、フェアトレードシティの認定更新の年に当たることから、私たちは、SDGsの推進と連動した活動としてフェアトレードへの地域への浸透状況を把握するために、皆様の取り組みについて別紙の通り調査を行う事に致しました。この調査を通じまして、現状の確認(ベンチマーク)と今後の課題等を共有することが出来ればと考えております。ぜひ、ご回答を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

<連絡先>
フェアトレードシティくまもと10周年実行委員会
NPO法人くまもと未来ネット フェアトレードプロジェクト