バレンタインデーには、フェアトレードを選ぼう

 今日はバレンタインデーです。デパートの売り場は百花繚乱、甘い香りと様々な商品が並びます。コロナや地震・紛争で重たい話題が続きますが、ひと時のコミュニケーションを、甘いお菓子でひと時を少し豊かに演出するのも大事な事だと思います。その時に、SDGsに沿ったフェアトレード商品を手に取ってみませんか?

 NHKのニュースでは、今年はフェアトレードチョコレートが売れているそうです。Web検索をすると、名門ブルガリもフェアトレードチョコを投入したとありました。アマゾンにも商品が多数出てきます。スーパーイオンのトップバリュー商品にもフェアトレードチョコレートがあるようです。

参考記事:私たちができるSDGsアクション。バレンタインデーに買いたい“フェアトレード”チョコレート
 https://at-living.press/item/36790/

フェアトレードチョコレートの老舗 People Tree
 https://www.peopletree.co.jp/choco/lineup/

フェアトレード カカオトリュフ カプチーノ(イオン・トップバリュー)
 https://www.topvalu.net/items/detail/4549414517880/

チョコレートの原料はどこから?

 バレンタインデーの主役であるチョコレートの原料・カカオ豆の生産量が最も多いのはコートジボワールで、ガーナ、インドネシア、ナイジェリア、エクアドルと続きます。これらは発展途上国であり、その取引の多くは、生産者に対して適正な金額が支払われていないのが実態です。チョコレート以外にも、コーヒー、紅茶、バナナなどの食品や、コットン、花、サッカーボールなども同様な問題が指摘されています。

フェアトレードとは何でしょう?

 これらの問題を解決しようと始まったのが、フェアトレードです。フェアトレードは、直訳をすると「公平・公正な貿易」です。途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指し、途上国と適正な価格と対等な関係で継続的に取引することです。

 フェアトレード商品を探すためには、「国際フェアトレード認証ラベル」が表示されているかを確認する方法が確実です。また、信頼がおけるお店(フェアトレードの推進を方針にしているお店)を選ぶのも良いですね。熊本には老舗のラブランド(新屋敷)があります。

FT Label

 

 この記事のタイトルとは逆説ですが、不公平な取引状態はバレンタインが終わった後も続いています。ひとつのきっかけとして問題を知って頂き、その後は、問題を回避したフェアトレード商品を継続的に選んで行きたいと思います。

 ☆冬季限定☆フェアトレードチョコレート~共同購入のご案内~

winter FT chocolate info title

※上記タイトルをクリックすると案内のチラシ(PDF)が開きます

フェアトレードシティくまもと推進委員会
 https://www.facebook.com/ftcitykumamoto/?locale=ja_JP

 

フェアトレードシティくまもと(熊本市)
 https://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=17713

フェアトレードシティくまもと フェアトレード商品のショップ一覧(PDF版、2022年3月現在)
 https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=17713&sub_id=14&flid=300551