熊本県の事業である令和3年度熊本県アライグマ防除研修を受託し開催しました。(熊本県のアライグマ防除研修の受託は3期連続になります)
県内自治体のアライグマ対策担当者向けにアライグマ被害の現状や、その具体的対策(生息調査〜捕獲・防除)に対して研修を行ないます。今年はコロナの蔓延によって、県からの事業実施の公募が半年遅れたため、10月期変わりの当会においては、次年度の実施となりました。
本事業の受託は3年目(3期連続)であり、今回は県内2箇所での開催を決めています。また、先日下見を行い、屋外の実技研修場所を決めました。12月に12/16(木)県南(八代地域)、12/17(金)県北(玉名地域)で1回ずつ、市町村農政担当者を対象とした研修会となります。
先日の熊日新聞でも熊本市(植木町)で罠にかかった事が記事になりました。記事によれば、熊本市内での捕獲は10匹目、県内では述べ76匹が捕獲されているとの事です。気性が荒く、農作物への被害や在来動物種への影響など、外来種アライグマへの注意が必要です。
マニュアルを作成しましたので別途掲載します。捕獲や駆除には専門的な知識も必要になりますので、各自治体の担当部署へご相談下さい。当会へも情報をお寄せいただければと思います。(歌岡宏信)
屋外実習風景(罠の設置場所のレクチャー)