水”Do”ネットワークでは、さまざまな使い捨て容器、特にプラゴミの問題を提起して、マイボトル、マイバッグ持参を広く呼びかけている。そして、基本的には水道水を飲み、マイボトルの中身がなくなった時は給水スポットで給水できるようにする。その給水場所をアプリに入れて、どこにいてもアクセスできるようにしようという活動を展開している。条件は、無料で飲めること。水道直結冷水機付きであること(夏場は冷たくないとおいしくない)。2019年3月の集会にイギリス・ブリストルのガス・ホイトさんを招き、活動内容の学習を行った。そしてアプリの開設を行うことになった。この活動に特化して、Refill Japanを立ち上げ、5月には、移動式の給水器のお披露目を行った。リースできるので、全国のあちこちで実験的に使用してみた。
2020年1月26日(日)香川県高松市ヨット競技場大会議室で、第1回 Refillサミット in 高松を「給水スポットを全国に広げよう!」と題して、開催。基調講演は「使い捨て型ライフスタイルからの転換を」と題して、京都大学大学院地球環境学浅利美鈴先生に、「使い捨て型ライフスタイルからの転換を」と題して、ゴミの内容分析、京都大学におけるレジ袋肖臓プロジェクト、プラスチック問題の論点などわかりやすく話してくださった。その後、全国で活動している団体からの報告。今回の運営協力団体であるRefill高松市の高松から、うどん県としてのユニークな活動を、Refill生駒市からは、行政が取り組む給水スポットの紹介、Refill京都からは、リデュース・リユース食器を使い、祇園祭などの後が汚くならない提案をしている。熊本市にも、熊本駅前新幹線口、熊本市役所前、そして福田病院の前にも栓が小鳥になっている可愛い水道があり、そこはま休めるテントも立ててある。熊本的な給水スポットとしては、熊本市動植物園南門前の湧水が定期的に検査をしてあり、立派な給水スポットである。
みなさんもお気づさの給水スポットがあったらご一報ください。
理事/大住和子
※くまもと未来ネットは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。示したアイコンは記事に関連したSDGs 17の目標からの引用です。