可愛らしい見た目とは裏腹に凶暴な性格を持つアライグマ。今、このアライグマによる被害が全国的に急拡大しています(年間被害額4億円超!)。そしていよいよその生息域が熊本にまで広がっています。歌岡理事による独自生息調査の結果、南関町や手械市など、県内12市町村にてその生息を確認。
特定外来種であるアライグマは農作物の食害から、家畜やペットを襲って食べる等、豊山の生態系や生活に壊滅的ダメージを与えます。また、健康被害も深刻で、アライグマの持つアライグマ回虫という寄生虫の卵が何らかの形で人間の体内に入った場合、卵が購化して寄生虫が中枢神経へと迷走し、重い精神系の障害を患い、場合によっては死に至ります。
イノシシやシカなどと比較してジビエなどでの活用が難しいアライグマは、いかにその生息数が拡大する前に手を打つかによって将来的なその被害額、そして、対策コストが大きく変わります。
未来ネットでも歌岡理事を中心に「生物多様性プロジェクトチーム」を形成し、その生息拡大を食い止めるため、地域住民を巻き込んだ自立型アライグマ対策体制の構築を進めていきます。
また、この取り組みへの協力者(仲間)も求めています!ぜひ一緒に取り組みましょう!
代表理事兼事務局長/林 信吾