くまもと未来ネット(旧環境ネットワークくまもと)は、「豊かな地下水を守るネットワーク」に運営委員として参加しています。この会は2004年にソニー進出の際に、地下水涵養プロジェクトが動き出し、その後、NPO、地元農家さん、地下水を使う企業、市民で構成されました。
地下水涵養に長年取り組まれている地元農家さんも参加する運営委員会では、このところ、TSMCの進出や工場の増設なども重なり、会が立上った当初の頃からすれば、ずいぶんと白川中流域(地下水涵養域)の農業の状況が変わって来たという意見が多くあり、地下水の恵みを享受している熊本市と周辺住民の皆さんと、涵養域の農業で起きている様々な問題を共有したいとの思いが強まりました。
TSMCに限らず、 大工場の進出は、加藤清正以来の水田の状況に大きな変化を与えています。また、用水路の経年劣化による問題、高齢化という大きな問題、などなど。まずは農家の方からの話を聞き、 実態を知り、 熊本の地下水を飲み続けるために、継続して何ができるのか話し合っていきたいと思います。
地下水を生み出す上流域の農家と、地下水の恩恵を受ける下流域の住民との対話を通して、問題点を探りたいと思います。
大津町菊陽町の農家の方にお話しいただきます。多くの方々に実情を知っていただきたいです。 下流域にお住まいの方、 熊本市にお住まいの方、 どうぞご参加ください!
「農地を、水を守るため わたしたちにできること」
日時:2025年5月31日(土)18:00~20:00
主催:豊かな地下水を育むネットワーク
会場:熊本市市民活動センター・あいポート