消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワークが実施している「企業のエシカル通信簿」の2019年度調査結果が、3月に公開されました(https://cnrc.jp/)。当初は、例年通り東京で結果発表会が開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期となり、WEBサイトでの発表となりました。
今年度は、多くの消費者が毎日のように利用し、プラごみ問題等で対応が注目されるカフェチェーン大手5社と飲料メーカー大手5社を対象に、「持続可能な開発(社会)」「環境」「消費者」「人権・労働」「社会・社会貢献」「平和・非暴力」「アニマルウェルフェア」の7つの項目について詳しく調査をいたしました。
飲料メーカーでは、熊本に工場があるサントリーが、環境や人権、社会貢献で最も良い評価となり、その他の項目も総じて好成績でした。飲料メーカーに比べ、カフェチェーンは情報公開が進んでおらず、そのため評価が低い項目が多くなってしまいました。
理事/宮瀬美津子
2019年度「企業のエシカル通信簿」プロジェクト報告書(A4版 全64ページ)は、下記WEBサイトで販売しています。https://cnrc.jp/