熊本市はアジア初、そして、世界で1000番目のフェアトレードタウンに認定されています。この認定取得、そしてフェアトレードの普及・啓発に取り組んできたのが「フェアトレードシティくまもと推進委員会」です。
そしてこの度、その活動をくまもと未来ネットが引き継ぐこととなりました。代表の明石氏には長年、くまもと未来ネットを会員としてサポートいただいております。
フェアトレードという言葉はこの推進委員会の成果もあり、熊本では非常に浸透してきています。今後は、さらにそのフェアトレードが日常になじんだものとなるよう、’’生活への落とし込み”のためのアクションと、グローカルなフェアトレードの推進をはかっていきたいと考えております。
▲フェアトレード推進委員のみなさんと
★明石祥子さんからのメッセージ
私たち推進委員会は、掲げた目標を達成しました。
1.アジアにフェアトレードタウンを作ること(2011年)
2.フェアトレードタウン国際会議開催(2014年)
3.次のフェアトレード認定都市を応援すること(2011年~)
4.認知度を上げること(2015年40%)
5.熊本の被災農家さんを応援するためのフェアトレードとコラボレーションした産品の販売(2017年)
また、二度にわたる災害(2016年地震、2018年火災)で、大きなダメージを受け、なかなか自力では立ち上がれない日々を過ごしていました。そんな時、未来ネットの若き林代表が、融合して志を共にと自ら名乗りを上げてくださいました。
10年ほど前、中学校全校生徒へのフェアトレードの授業で、将来の夢の問いかけに、「世の中を良くしたい」と、答えたのか当時大学生たった林代表です。とても印象深いシーンでした。
熊本のフェアトレードの活動をあきらめずに活動してくださった同志の方々が集まり、お互いの団体にとって今後の活動が、次の未来へ希望をつなぐことができるように、話し合いをしました。フェアトレードをベースに幅広い活動につなげていきます。