※2018年9月1日から電力小売事業に参入しました。(2020年現在、停止中)
くまもと未来ネットは、9月1日から、県内のNPOとして初めて電力小売事業に参入することになりました。社名は「ひご未来エネルギー」。エネルギーで持続可能な地域づくりに貢献しますという決意をこめました。
何故、NPOが電力の小売事業を始めるのでしょうか?人と自然・人と人が共生し、公正と公平、そして安心と安全が担保された持続可能な地域社会の実現を私たちは環境ネットワークくまもと時代からめざしてきました。
SDGsが17の目標を掲げるように、持続可能な開発の達成には多様な要素が含まれていますが、安心で安全な食料とエネルギーの自給率向上は重要な要素だと思います。
「ひご未来エネルギー」は、地域資源を活かした再生可能エネルギーを普及させ、さらに、事業で得た収益を地域課題解決のための資金として地域課題解決に取り組む活動を支援し地域を元気にしていきます。エネネルギーと持続的な社会づくり活動の循環を実現させるために『6つの約束』を掲げました。再エネから始まる地域創造です。
1年目は、地域電力会社の先駆者でありパートナーとしてサポートしていただぐみやまスマート・エネルギー株式会社’’(福岡県みやま市)の代理店としてスタートし、事業のノウハウを学び、1年後には会社を設立し独立する計画です。スタート時に取り扱うのは再生可能エネルギー比率25%(RE25)の電力で、2019年にはRE100の供給体制を整えていきます。
「ひご未来エネルギー」は地域の皆様とともに再生可能エネルギー100%の熊本を目指します。9月より、皆さまの職場やご家庭の電力の切り替え申し込みを受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。ご支援をよろしくお願いします。
6つの約束、事業概要、電力切替の手順などは提案書をお読みください。
副代表理事/原 育美
他の新電力会社と「ひごエネ」はどこが違うの…?
2016年4月より家庭向けなどを含めた電力の小売全面自由化がスタートし、大小様々な企業が本事業に参入しました。しかし、そのほとんどの事業者が、既存電力取引市場等から安く電力を仕入れて、大手電力会社の販売値より安い金額に収まる程度に利益を乗せて販売するといったものです。