熊本地震から1年半。深い爪跡と悲しみ、そして様々な課題を抱えながらも一歩一歩復興が進む中、新たな年平成30年を迎えました。
未曾有の被災を超えて、持続可能な地域づくりに、サードセクターの自助共助で長期的に取り組んでいこうと約60団体が集まって始めた話し合いから1年を掛けて、昨年6月に、「くまもと未来ネット」は発足しました。23年間地域に支えられた「環境ネットワークくまもと」が発展的改組をしての誕生です。ネットワークが環境分野に限らず幅広く拡大できただけでなく、代表も世代交代し、若い視点も加味しながら持続可能な社会づくりを加速させていきます。
世界では、気候変動の影響の拡大・深刻化に加え、分断が広がり、不透明な将来への不安が増しています。私たち人類はどこへ向かおうとしているのでしょうか。
私たち未来ネットの仲間は決して未来を諦めてはいません。むしろ、持続可能な未来社会を、一人ひとりが自らの意思で積極的に選択できる活動を展開しようとしています。
パリ協定以降、世界が始めている未来への正しい選択を情報発信し、共に学び、繋がることで一人ひとりの『未来への選択』を後押しし、必ず社会を変えることができると信じています。未来に向かってともに歩いていきましょう。ご支援よろしくお願いします。
副代表 原 育美